沖縄県、離島の病院で看護師やってみた②
沖縄県の、とある離島。
地域に根付いた慢性期病院ではたらいています。
入院患者さんは、およそ100名。
前回は離島病院の環境について書きましたが、今回は人間関係編。
離島のナースは、半分が内地から来ているので、わたしのような人も全く珍しくありません。全国から、ナースが来ているのには驚きます。
北海道から、関西、わたしは長野県。
新潟や広島。あちこちからです。
シングルマザーの方も非常に多いです。
内地からの、引っ越し代に加えて正職員になれば、住む場所や、最初に10万円ほどの手当ても出るそうです。
わたしは普通に、就活、面接で採用していただきました。こっちに引っ越してきてから、職を探していたので。
医療、福祉業界はどこも人手不足ですが、離島とあって、拍車をかけての人手不足です。
基本的に即採用です。
看護師は少なく、圧倒的に介護士さんが多いです。
介護士さんのほうは、ほとんど、地元の方のようです。
ドクターは、常勤医はかなり少なく、20名ほどの、医師がパートで、本島からやってくるのには驚きました!
週一とか、二週間に一回とかの外来診療をやってくださいます。
来るだけでも大変ですね!!
患者さんは、ほとんど地元の方。
急性期の総合病院は、ほかにあるので、観光客の事故やなんかはそちらで対応ですね。
方言には、さほど困りません。
ただ、慣れるまでというか、自分が受け入れられている。と、感じるまでかなり時間がかかったような気がします…
3ヶ月くらい経って。ようやく、なんだか、たくさん話しかけられるようになった気がしました。
内地から来ているナースは、話しやすいですけどね。
似たような状況だったり、ここが変とか、まだ、こっちに来てリゾート気分が抜けないwとか
共通の会話も多いので打ち解けます。
あ、それと、驚いたのは患者さんに向かって
「おじぃ〜」
とか
「おばぁ」
と、普通に言ってしまうことです。
「患者さま」と呼べという時代に、、、
でも、内地でいう、じじいとは違いますからね。おじいって
沖縄独特の言い方ですし、地域に密接な病院なので、親近感というか。それでいいのかどうかわからないですが…
わたしはよそ者でもあるし、おじい!とははすがに言えないので注意はしています。。。
オムツ替えるよ!
うんこでた!?
とかも、フツーに言っちゃうのでちょっと。びっくりしますけどね。
仕事自体は楽しいです。
パート職員で、残業ゼロで帰ります。
3人育児しているので、子の病気やなんかで休む時もおおいですが、いいよ、いいよと、休ませてもらっています。
このへんは、部署によったり、上司によって変わようなので、沖縄だから。とかではないですけど。働きやすい職場です。
そして、やっぱり、働くことで、地元の方しか知らないような情報をたくさん知ることができたので、それが最大のメリットでした。
台風の時期は去ったので、また、シーズンの頃書きますが、地元の方の台風対策はすごいです!!
地元の方しか知らない情報をもらえるのは、とてもありがたいですね。
そんなこんなで、離島病院。
楽しくはたらいております^_^
景色もとてもいいですよ
ヤギはしょっちゅう逃げてきますし、
駐車場には、バナナ生えてるし
シロハラクイナが、愛嬌のある走り方で目の前を慌てて逃げていく。
職員駐車場から、更衣室まで、いつもスマホカメラかまえてます。
面白いことが、たくさん。
そして、病室から見える
青い海とあおいそら
最高です♪